空-Q-所為

在の実践

実効無限仮説 - 無限と紙

theory によって近似されない無意識の源泉, それを有限のレベルで理解 (つねに misunderstanding や情報の truncation を孕む) しているわけだが, 紙の原理, あるいは再考察の姿勢とも関連するがともかく, こういったものの使用によって実効無限的な世界への mapping ができる.

実効無限仮説というのは, よくよく考えればそれ自体では意味不明な言説であって, これは "省略形" の statement. つまり, 「theoretical な理解であってもそれを積み重ね続けることで, もののありようがその理解にやがてあらわれる」というような命題のこととも思えるだろうか.

このように仮説として明示したときに, ふとそれを盲目的に信じてもいた背景色 (色眼鏡) に気付く. (もちろん, ものがこの仮説的な性質をほんとうにみたしている必要はない.)

実効無限への射影図式に対して, では, このフレームワークを超越する世界あるいは認識のあり方は可能なのか ? それは "theory" そのものの観念に迫る必要があるかもしれない.