空-Q-所為

在の実践

サマータイム

どうでもいいやー, と, なっている. 即時的な気分のブレ (うつろい) に左右されて, あるいはなんでも急きたがるような性質によって …… (焦っている ?), なんでも直ぐくちゃくちゃの紙玉にしたくなる. 通奏低音みたくに鬱屈したムードが漂っては拭えない. それは哀では止まらない.

あなたとはララバイしちゃったみたい. それでも, いまでも幻影を探し求めてる …… (空虚なことばかり得意になってしまった私に同情の視線を寄越してください, ぼくにもわかるように). 際限のないゆめみたいで, 終わらない始まらない愛だけでわたしは痛いみたい. その痛みは焦点をズラしても癒えない.

錠剤をのむような春はきっと終わってしまって, 今日から (昨日から) は骸のような星でゾンビ・ダンスをしよう. いつまでも狂った調子で声でうたって, 愁帯びて泣こうよ. 一緒にバカみたく泣いて泣いて, そんでこの苦しいのおしまいにしようよ. ひとつずつの細やかな揺らぎを慈しみ愛したい. 大丈夫だっていって. ぼくのことを心配して. その手で胸に触れて. 脊髄の中心軸まで溶かすようにして.

ひとつかみだけの幻覚のために, どうにも幻覚じみていない (わたしを根底で拒絶する) 世界観が, なんだか虚脱にアンビバレンス. 目を瞑って, トランス状態に妄想した経験 - そこでわたしがバランスを崩すと, 反射的に膝が構える. 染みついた恐怖みたい. 奈落の底には, 落ちたくないな - きっと死んでしまうし, その瞬間は痛いだろうから.

 

大事なことだけがいえなくなってしまった. それと, 寂しいな.